院長挨拶
タナカ歯科 院長の田中です。当院は1985年に名古屋市名東区にて開業して以来、地域に愛される歯科を目指して頑張ってまいりました。おかげさまで、お子さんからお年寄りまで日々たくさんの方々にご来院いただいています。
「患者様が望む治療をする」がモットー
歯科医として、患者様に対して絶対に言いたくないのは「できません」という言葉です。患者様の要望には可能な限り応えるべきであると考えています。やはり歯科医である以上、今の日本で行われている歯科治療すべてにしっかり対応できなければなりません。そこで掲げたのが、「患者様が望む治療をする」というモットー。これを実現するため、常に努力を続けています。私は当院を開業後、各種講習会へ通い、あらためて歯科医としての基本的な技術を学び直しました。まずは一般的な歯科治療に関してレベルアップを図り、その上で、歯列矯正、インプラントなど、新しい技術を身につけていきました。現在、当院はすべての治療に対応しています。ただし一定の技術レベルを超える場合はこの限りではなく、外科の領域になると考えられるケースについては他の病院を紹介しています。地域医療の一翼を担う立場としては、特定分野を極めることを目指すのでなく、すべての分野において一定水準以上の技術を持つことが大切だと考えています。
深くつながっている歯と心の健康
私が今もっとも重視しているのは、歯と心の関係です。人生にはさまざまな節目がありますが、それぞれの局面において環境・生活の変化は避けられません。環境や生活が変わると、心のありようも変わりますよね。そうしたことがストレスとなり、歯に影響を及ぼすのです。これまで多くの患者様を診てきましたが、歯がいかに心と強く結びついているかを常々実感しています。歯の痛みを訴えて来院された患者様に対して、ストレスを抱えることで生活習慣が乱れ、口腔内の健康が損なわれる可能性があることをお伝えして、歯に関する助言だけでなく、睡眠を十分に取ることなどメンタル面についてのアドバイスをすることもあります。歯の痛みの原因を歯そのものに求めることは間違いではありませんが、そこで診断を終わらせてしまうのではなく、もっと深いところにある原因を見つけることも大切です。特に生活習慣は非常に重要なポイントと言えるでしょう。時間的な制約はありますが、当院では他の先生と連携しながら、できる限りカウンセリングにも力を入れるよう心掛けています。
歯の健康は全身の健康にも影響
歯の健康は心だけでなく、体全体とも深く関わっています。健康を維持する上で大切なことは、食べる、動く、寝る、そして忘れる。この4つが基本です。その中で、食べるという行為は、いわば体内運動。走ったり歩いたりすることは体外の運動で、普段からこうした運動をしないと体の筋肉は衰えます。食べることも同様で、顎を動かすことも、飲み込むことも、すべて体内の筋肉の運動です。こうして全身の筋肉を動かすことで健康は保たれるのです。社会の高齢化が進む中で増えているのが、食べ物が誤って気管から肺に入って炎症を起こす誤嚥性肺炎という病気で、これにも歯の健康が大きく関わっています。誤嚥性肺炎は飲み込む力が低下することによって引き起こされます。飲み込む力を維持するには、まず毎食きちんと食べることが大切。そのためにも歯のメンテナンスは欠かせません。ほかにも、心筋梗塞や脳梗塞、糖尿病も、歯周病菌と深く関係があることが明らかになってきています。歯・口腔内の環境と全身の健康の関わりは、今後ますます明らかになってくるでしょう。当院では、この点に関してもさらに追求していきたいと考えています。
新しい治療法を積極的に導入
歯科医療の技術は年々進化を遂げています。新しい理論、器具が次々に登場するスピードは、まさに日進月歩です。当院では新しい治療法を積極的に導入し、患者様に提供しています。ただ、開発から間もない技術を急いで取り入れることはしていません。その有効性、安全性をしっかり見極めた上で導入するようにしています。以前、日本よりも歯科技術が発達しているアメリカで根管治療の技術を身につけた先生が、1年間だけ当院に勤めていたことがあります。年下の先生でしたが、その人からアメリカで行われている新しい治療法を学んだことで、根管治療に対する考え方が大きく変わり、自分の技術は飛躍的に高まりました。長くキャリアを積んだ歯科医の中には、過去の経験に頼って治療をしている方も少なくありません。しかし、言うまでもなくキャリアだけでは技術の向上は望めません。新しい技術をどんどん取り入れ、自分を高めていく必要があります。「新たな道へ進むか?」「無難に過ごすか?」どちらを選択するかと問われれば、私は迷わず前者を選ぶでしょう。今後も、積極的に新しい技術を吸収する意欲を持ち続けたいと思っています。
コミュニケーションを重視
当院では、患者様とのコミュニケーションを大切にしています。心や体の健康までトータルにサポートする上で、患者様とじっくり向き合うことは必要不可欠。しっかり話をしなければ治療は進められません。ただ、その前提として、歯科医自身が健康で元気であることが欠かせません。そのために、私はオフの時間も大切にしています。仕事以外の時間で心身ともにリフレッシュし、視野を広げ、また新たな気持ちで患者様と接します。オフを充実させることで、患者様とのコミュニケーションの幅が広がり、より良い治療に繋がっていくと考えています。「患者様が望む治療をする」ことを柱に、「歯と心の健康」そして「歯と全身の健康」を追求しながら、これからも引き続き地域に愛される歯科を目指していきたいと思っています。
院長プロフィール
1981年 | 愛知学院大学歯学部卒 |
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1981~1985年 | 名古屋栄三越歯科勤務 |
1985年 | タナカ歯科開院 |
1986~1987年 | JAPANESE POSTGRADUATE DENTAL ASSOCIATION (入れ歯、クラウン、ブリッジ の研修協会主催講習会)修了 |
1987~1988年 | MODERN EDGEWISE TECHNIQUE (矯正モダンエッジワイズ法)修了 |
1991年 | MODERN EDGEWISE TECHNIQUE ADVANSE COURSE (矯正モダンエッジワイズ法高等科)修了 |
1995年 | ITIインプラントベーシックコース |
2001年 | 医療法人 タナカ歯科設立 |
2005年 | TOOTH WHITENING SEMINER(歯牙漂白のセミナー)修了 |
2006年 | 厚生労働省指定 臨床研修施設指導歯科医認定了 |
2007年 | SENDAX MDI(ミニインプラント研修セミナー)修了 |
2008年 | ITIハーバードコース2008修了 Harvard Denatal Implant Course |
2010年 | ニューヨーク大学サティフィケートコース2010 修了 NYU continuing Dental education Program |
2013年 | 2013年度第16期Dr.Khayatインプラント・外科研修会修了 インビザライントレーニングコース修了フランス パリのKhayatDental Office世界的に有名なインプラントの臨床歯科医の少数セミナー出席 |
2014年 | スイスチューリッヒ大学・インプラントアドバンスコース2014 Advanced Courase in Implant Dentistry University of Zurich |
2017年 | スーパーポリリン酸ホワイトニングコース修了 |
スタッフ紹介
アクセス・診療時間
住所 | 〒465-0068 名古屋市名東区牧の里1-1408ファミール牧の里 1F |
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電話 | 052-704-3221 |
・公共交通機関でお越しの方
「星ケ丘」停留所より幹星丘1号系統に乗車、「高針」停留所下車、徒歩2分
・お車でお越しの方
当院の隣に駐車場を3台完備しております。
診療時間 | 月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 | 日・祝 |
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9:00~13:00 | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | - |
15:00~20:00 | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | △ | - |
日曜・祝日休診
△:土曜日午後 14:30~19:00