暑い夏、暑い国でのリオ五輪が閉幕しました。今回は日本人選手の活躍により、日本は過去最多のメダル獲得となり、4年後の東京オリンピックへの期待も大きく膨らみます。
当院の患者さんに選手たちを見守った体操関係者の方がおり、その方から、体操男子個人総合と団体総合で金メダルを獲得した内村航平選手はとてもストイックで、周囲が大丈夫かと心配するほどの生活をしていたと聞きました。オリンピック出場までの道はとても険しく、しかも、会場は異様な空気に包まれるといいます。その中で演技をすることの恐怖を内村選手は分かっていたからこそ、自分を追い詰めることで結果が出せたのではないでしょうか。精神的な強さが見ている人の心を動かすのでしょう。
精神面という部分は医学界でも注目しているところであり、今後、物理的な症例だけでなく、精神面が体に影響を与える症例が増えていくだろうと考えられています。歯学でもこれから追求されていく分野になります。内村選手が自分の力を高めてチャレンジしている姿を見て、私も歯学の中の未開拓分野において、自分自身まだまだ未熟さを感じながらも、さらなるチャレンジをしていこうと決めました。
より確実に、安全で安心できる治療を目指す医学の世界にゴールはありません。常に向上心をもち、努力し、どれだけ患者さんと向き合えるのか。「歯の健康で多くの人の健康を守る」という初心も忘れずに、これからも邁進していきます。
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