田中孝宜の世界

2018.04.12更新

アメリカンドリーム

少女のスケッチ。そのささやかな風景で救われる自分。1977

投稿者: タナカ歯科

2018.04.12更新

アメリカンドリーム

いくつもの見なれた子供の笑顔。その笑顔は、大人にはない愛らしさがあります。大人になって忘れかけた笑顔。誰もが今まで生きてきた時間と空間の中で、器用に生きた代償としていつのまにか失ってしまった無防備な笑顔。子供の頃の笑顔は誰にでも残っていると思います。アメリカの見ず知らずの女の子の笑顔が、僕の素直な忘れかけた笑顔の一面をひきだしてくれました。時を超えた美しき一瞬の笑顔です。

投稿者: タナカ歯科

2018.04.12更新

アメリカンドリーム

シンプルな瞬間に身をゆだね、感じる色は数色の世界。その世界を拒否することもなく、気分次第で迷い込む。時々、今の世界から隔離された別の扉を開けることがあります。そこは僕がとても素直になれる世界、どうしてここにいるのかとか、生きている瞬間を感じることができる・・・

 

幸せの答えを、見つけれたようです。

投稿者: タナカ歯科

2018.04.12更新

アメリカンドリーム

1976年。それは日本のベルエポックと言えるのでは?ベルエポックとは、フランスの人たちが失われた古い時代をなつかしんで読んだ、19世紀末から第一次大戦直前までの時代らしい。あらゆる芸術が一つになって渦巻いていた時代。

 

日本も戦争が終わり、国民の一人一人がまだ見ぬ幸せを夢見て、高度成長という階段をかけあがっていた時期。当時僕たち若者も、大人たちのひたむきな姿を、ある時はとても追いつけない気持で見ていたし、ある時は逆に反発する気持ちで見ていた。

 

いつの世も若者は、美しく、麗しい。僕も、過ぎゆく時、失われた時[ベルエポック]を限りなく惜しみ、古き美しき良き時代をもう一度見たいと想い、記憶の玉手箱から取り出してきました。

投稿者: タナカ歯科

2018.04.12更新

アメリカンドリーム

アウトローは、いつの世もロマンスだ。

 

アウトローとロマンスは、ある人にとっては異質な言葉であり、ある人にとっては共存する言葉だ。アウトローの好きな作家は、ガブリエル・ガルシア・マルケスだという。そういえば僕は読んだことはないけど「100年の孤独」という作品が有名です。ロマンスで思いつく作曲家はクロード・ドビュッシーですね。「月の光」「夢」「亜麻色の髪の乙女」は最高のピアノ曲ですね。彼の言葉に「音楽は色彩と律動づけられた時の流れによって構成されるのだ」というのがあります。アウトローは心優しきロマンスだと思う。

投稿者: タナカ歯科

2018.04.12更新

アメリカンドリーム

1970年代を良い時代と思うのはなぜなのだろう?今に比べれば物は少なく、今よりも便利ではない時代。でも、その反面工夫することも多く、一生懸命考えることも必要な時代だった。考えることの自由な発想、分からないことへの心地よさ、タイミングが合わなければすれちがってそのまま終わり。そんな運命的な人生を、今は壊そうとしているのでは、とも思う。この写真を撮った70年代に、今のこの世の中を誰が想像できたであろうか。でもそんなこと、どうでもいいか。僕にとって大切なのは、当時聞いていたショパン、モーツァルト、ビートルズ、ビルエバンス、そしてビリージョエルを今も好きだということ。ただそれだけ

投稿者: タナカ歯科

2018.04.12更新

アメリカンドリーム

ロサンジェルスからフリーウェイで気ままなドライブ。特別な理由もなく、真っ直ぐな道を真っ直ぐに走ること。この瞬間が「人生についてあてもなく彷徨っている自分」を認識できた。自然という人の想像を超えたとてつもない大きな、人の力ではとてもかなわないステージを前にして、僕自身が何を見て何を感じ、どんなアングルで対峙して、フォトに収めるのか?自然という巨人の前では人間はちっぽけな存在であり、素直に自分をさらけ出すことができる・・・そう、そうすればきっと、あなたにも何ができて何をやるべきなのか、わかるのでは?

 

投稿者: タナカ歯科

2018.04.12更新

アメリカンドリーム

僕が18歳だった今から35年前(1972)、少なくとも今より世の中は平和とは言えず、ある種の緊迫感が漂っていたように思います。その頃人生と青春について書いたショートエッセイのタイトルが「生きることへの哲学的つぶやき」です。当時と今、世の中の違いは歴然とあるけれど、青春の迷いとか、夢とか、恋とか、友とかの問題定義は変わらないように思います。生きるということを哲学として分析しようとした自分。今、人生も後半になり何が変わった?と自己分析をしてもあまり答は出ていないように思います。僕の生まれた1954年に録音されたチェットベーカーの「シングズ」を聞きながらふと振り返り、生きてきた軌跡があればそれだけでいいのかなと思います。

 

投稿者: タナカ歯科

2018.04.12更新

アメリカンドリーム

夜明け前に身を起し、僕は冷たい空気を求め、ダウンタウンからロングビーチに向かうフリーウェイを、もちろん初めての道を走る。やがて薄ら明るくなってきた瞬間、気に入った場所に車を止め、その風景に身をまかせ、心地よい空気の中で時を楽しむ。孤独であっても淋しくない時もある。霧のかかった朝、明らかに動くことがわかる空気。クラシカルな車が道端に止まっている。カーオーディオから流れる音楽はBoz Seaggsの「Heart Of Mine」。メローな音楽が、この風景と僕の「幸せな孤独」によく似合う。

投稿者: タナカ歯科

2018.04.10更新

アメリカンドリーム

1970年代、ウエストコーストが流行っていました。当時もアメリカは、時代の最先端であることには今と変わりはないのです。いろんなジャンルの中で少しのチャンスにかけ、多くの若者が都会をめざします。その中には「ロッキー」のシルベスタースタローン、「サタデーナイトフィーバー」のジョントラボルタ、イギリス出身のビートルズも後半はアメリカをめざしていました。”アメリカン・ドリーム”という言葉が作られたのはこの頃かな。僕も好奇心がいっぱいの年頃で、カリフォルニアの日差しを眩しく受けながら、バームスプリングをめざし、LAのフリーウェイを走っていました。誰にも忘れられない思い出があります。

投稿者: タナカ歯科

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