田中孝宜の世界

2018.04.12更新

アメリカンドリーム

今は過ぎた時代。今もこの胸に。その頃、都会のまばゆい街の光は僕の心の中の闇を映出す。どこかにもう一人の僕がいて、本当の気持ちを時々映し出してくれる。最後の地下鉄が僕を乗せ、遠い記憶を呼び戻してくれる。時はカモミールのようにほのかに漂いゆっくり過ぎていく。今でもほんの前の出来事のように思い出される。ストレスの感覚は静かに時には心地よく時には痛々しく、僕のこころをむしばんでいく。いつまで流れるのか、何処まで流れるのか…。この風景を見た時、それまでのストレスはこの時のためにあったのかと感じ、これから流れるここから流れる写真の世界にこころはずませました。過ぎ去ったあの頃を振り返れば悪いことだらけではないように思います。J.Hヴィンセントの言葉に「雲や嵐なしにはいかなる虹もあり得ない」とあるようにね……。

投稿者: タナカ歯科

2018.04.12更新

アメリカンドリーム

空はいつも僕の思いとはちがい気まぐれに変わっていく。時々空とお話しすることがあります。人生とか幸せとか愛についてとかね。今日は少しいつもとちがいおとなしいね。どうかした?あ~そうか。もうすぐ雨雲がくるんだな。だから静かにその時を待っているんだね。僕が何をしても許しておくれ。そしてそっと見守っておくれ。孤独な僕の大切な友達、空よ

投稿者: タナカ歯科

2018.04.12更新

アメリカンドリーム

夢を見た。夢で見る物はいつもびっくり。僕はバイクなんて乗ったこともないし、あまり興味もない。でも若い頃は一度は誰でも興味を持つ。好奇心かな?とてつもない大きな街ラスベガスは、砂漠の中のおもちゃ箱。夢の中で見たハーレーはまさにラスベガスにあったハーレーショップの壁から飛び出したハーレーダビッドソン。バイクといえば1969年公開の映画「イージーライダー」。こちらはチョッパー操るピーターフォンダとデニスホッパー、そしてブレイク前のジャック・ニコルソン。もう一つは片岡義男さんのバイク小説。どの物語も誰もが通り過ぎる若い頃のほろ苦い思いを夢・旅・愛とかのテーマに組み込み、楽しい気持ちにさせてくれました。ハーレーは僕の大切な夢のおもちゃ箱の中の宝石のようなものなのかもしれない。これから僕自身のラストシーンが来るまで、何度夢に出てくるのであろうか。

投稿者: タナカ歯科

2018.04.12更新

アメリカンドリーム

とてもなつかしい風景に出会った時、僕の心はときめきます。その風景は黄金色に輝き、その風景は見た風景であるかのようにはっきりとよみがえります。れんげ畑にベッドに横たわり、真っ青な空を心ゆくまでながめたあの日。冬の寒い朝、たき火をして体を温めたあの煙の色。舗装整備がされていない道、その砂ぼこりの舞う車の後を走って追いかけたあの日。初めて好きな女の子と話をした時、何を話したかもわからないまま終わってしまった、なつかしい想い出のあの日。どれもこれも、僕にとっては素敵でさわやかないつか見た風景。

投稿者: タナカ歯科

2018.04.12更新

アメリカンドリーム

夢見たものは川をながめている僕。その皮を渡ろうかもどろうか迷って、多くの人たちは僕と同じように悩んでいる。川の向こう岸には懐かしい顔が微笑んでいる。バニッシングポイントではなくスタンディングオペレーション。ペシミズムではなくオプティミズム。クロイツェルソナタよりもスプリングソナタ。ジョンレノンよりもジョージハリソン。夢の世界はいつも自由、束縛のない世界。夢の世界は…今日も続く。

投稿者: タナカ歯科

2018.04.12更新

アメリカンドリーム

海よ。僕は時々君に会いたくなります。たとえばとてもうれしいことがあった時、またその反対に人に言えない悲しみを感じた時。時は人の都合に関係なく過ぎ行くもの。Time will pass forever. 静かな想いにさそわれて過ぎ去ったことを思い出してみると、いくつかの繰り返しに気づくことがあります。波が何事もなく浜辺に繰り返し繰り返し打ち寄せるごとく、僕の人生もありきたりの波のごとく、たんたんと静かに過ぎてゆきたい。そして人知れずひっそりと消えてゆきたい。それが望みです

投稿者: タナカ歯科

2018.04.12更新

アメリカンドリーム

人生を一本の道にたとえよう。長く細い道、太く短い道、まっすぐな道、曲がりくねった道。そこには決して開けてはいけないいろんな形の赤いドアが待ちかまえています。人は皆生まれてから死を意識するまでいろんな場面で喜んだり恋しんだり悩んだりします。自分にとって何が幸せなのか、何が大切なのか。それを考えながら選択をします。孤独な人生をたどる人、この世に罪をもたらす人、この世に幸せを運ぶ人。人は生まれたその日から、それぞれの道を歩み始める。僕の人生を見つめた時、自分がどこに向かっているのか、その先にどんなにすばらしいことが待っているのか、あるいはどんな危機的状況が待っているのか。最後の瞬間まで誰にもわからない。。

投稿者: タナカ歯科

2018.04.12更新

アメリカンドリーム

少女の風景1977

 

写真にも物語があると思う。今回の企画で、少女というテーマで物語を考えました。少女のイメージは、純粋、透明、未熟なあどけなさ、一心なひたむきさ、未来への希望。

投稿者: タナカ歯科

2018.04.12更新

アメリカンドリーム

[少女のスケッチ、そのささやかな風景で救われる自分]

 

1977年2月に僕はお金がなく、時間を持て余している自分に焦りを感じ、一人でLAに旅立ちました。その時何気なく行ったマッカーシパーック。

 

日差しの強い日だったかなぁ。強い創作の力もおとろえ、もはやその意識さえも溶けはじめていました。

その頃の自分は23歳。「将来自分を振り返った時、若き日の1ページを思う時が来る、その時に何もない自分は許せない」

生きている何かを見つけるためにという強い思い、胸に秘め飛んだLA、でも1週間と経たないうちに挫折感を味わることになりました。

 

僕は目の前にある階段を上がり、ベンチに腰掛けそんなことを考えた時にこの少女が公園に現れ、僕の視点の中で見事に頭の中のスケッチが出来上がりました。

 

今思えば、たぶん人間はほんの少しや偶然や何気ない風景とか自然とか友人の思いやりとかのささやかなもので救われるような気がします。

 

私たちの人生は決して平坦な道ばかりではありません。

さまざまな苦悩や挫折があった時、それを和らげてくれるのは、ささやかな小さな思いやりとか、何げない風景との出会いではないのかなあと思います。

 

人は、自然の風景をも含む、そばにさりげなくいてくれるものから、多くの救いを受けているのかもしれませんね。

投稿者: タナカ歯科

2018.04.12更新

アメリカンドリーム

 

投稿者: タナカ歯科

前へ 前へ
お口に関する症状・お悩みは、お気軽にお問い合わせください
患者様とのコミュニケーションを大切にし、お口だけでなく心や体の健康までトータルにサポートします
  • 052-704-3221 fixbtn01_sp.png
  • メールはこちらメールはこちら
  • PAGETOPPAGETOP