医療コラム・キャンペーン

2019.09.09更新

情報過多のネット社会。

流されず惑わされず活用を。

 

令和になって半年。今や昭和の頃には想像できなかったテクノロジーが生活の一部となり、大抵のことはパソコンやスマホで行えるようになりました。

便利なのですが、少々困ったこともあります。調べ物をしてもヒット数が多すぎてどれが適切かわからない、閲覧にキリがない、次々と情報が現れ興味がどんどん広がっていく…。時間がどれだけあっても足りず、気づくと疲れてしまっているのです。

 

 

本当に必要なことを見極める。

ぶれない姿勢は時代を超えて。

 

ネット上には玉石混交で情報があふれています。見極める眼をもたないと、騙されたり、あれもこれも中途半端になってしまいます。

患者さんに向き合う姿勢も同じこと。歯科医療の技術は日々進化・拡大していますが、この方にとって何が必要な治療で何がムダなのか、日常生活や価値観をよくお聞きして取捨選択することを私は心がけています。それが時代を問わず、本当に『患者さんを思う』ことだと思うのです。

 

タナカ歯科 田中孝宜

 

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コラム

投稿者: タナカ歯科

2019.08.26更新

 暦上はすでに9月ですが、まだまだ暑さは続いています。今年は涼しい梅雨が長かったためか、梅雨が明けて急に猛暑日になると、熱中症で救急搬送される方、最悪の場合、亡くなってしまう方も全国的に大勢いました。昔は9月には涼しくなって、夏バテ気味の体から解放されていましたが、これだけ猛暑が続けば、家の中にじっとしていても、体に異変が起きてしまいます。
 口腔内にも変化は起きます。歯が浮くような感じがする、歯茎が腫れる、理由は不明だけれど痛みがあるなど、暑くなると患者さんからこのような症状を聞くことが多くなります。特に口腔内での理由がない場合、これらは体に異変が起きている時のサインかもしれません。
 歯茎の症状に関しては、さまざまな体からの影響が考えられます。例えば、歯茎になんらかの症状が出たにもかかわらず、放置しておくと脱水症状を起こし、血液がドロドロと濃くなって、心筋梗塞へ発展することもあります。また、歯周病の菌が血液の中に入り、プラークができて心筋梗塞を起こすきっかけになることもあるのです。
 さらに、私の経験上、肥満気味の方や体重が増加傾向にある方は歯茎が腫れやすい傾向がみられます。太ることができない方も夏バテで体重が減りやすく、体力が落ちて口腔内に影響を与えてしまいます。
 健康状態を維持することを心がけながら、口腔内で気になることがあれば、一度、歯科医院を受診してみましょう。原因を見つけていくことで、体の異変に気がつけるかもしれません。

 

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資料

投稿者: タナカ歯科

2019.07.04更新

 5月末、北海道で気温38度を記録するなどこの時期としては珍しく、全国的に猛暑になりました。ニュースでは熱中症で体調を崩す方が大勢いることを報道していましたし、まだまだ異常気象が続いている印象です。
 5月の連休に多くの方が体をゆっくり休めることができたためか、5月中は歯の不調を訴える方が少ない状況でしたが、5月末から6月前半にかけての急激な気温の上昇が影響し、当院でも歯茎からの出血や腫れを訴える方が多くいました。
 異常気象の時は体の変化に気がつきにくいことがあります。例えば、「まだ夏ではないから、熱中症ではないだろう」と思っていても、熱中症だった、という場合もあるからです。頭では大丈夫だろう、もう少しいけるだろうと思っていても、実際にはコントロールがうまくできないことがあるのです。

 そのためにも、定期的な健診を受けておくと、自覚はなくても、実は体の変化に気がつくことができます。ちょうど、春から夏にかけてがん健診などの健診の案内が行政から届いているかと思います。こうした機会を利用するのも一つの方法です。
 最近のように、気温や気圧の変化が大きく免疫力に影響し、病気や不調につながることがあります。歯のことで不安があれば、自己判断で終わらせず、歯科専門医にご相談ください。
 夏が近づいてきました。定期的な健診などで自分の体を客観的にチェックし、健康な体でいたいものです。

 

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資料

投稿者: タナカ歯科

2019.06.11更新

 ゴールデンウィークはどのように過ごされましたか。今年は5月1日が新元号「令和」の幕開けとなったり、過去に例のない10連休となったり、特別なゴールデンウィークだったのではないでしょうか。
 ニュースでは、意外に長期で旅行をする人が少なかったと報道されていました。大半の方は帰省や近場へのおでかけなど、ゆっくり過ごされていたようです。
 私自身も、毎年この時期に海外で行われるインプラントなど審美部門のセミナーも今年はなく、ゆっくり過ごすことができました。孫をきっかけに、家族で潮干狩りにも行きました。自分の息子が小学生の時以来なので、25年以上ぶりの潮干狩りで、童心に帰って楽しむことができました。
 いつもは長期休暇の後に歯茎の腫れを訴える患者さんが増え、切開の必要がある重度の方も多くみえていましたが、今年は極めて少なかったように思えます。歯科医目線からも、きっと、ゆっくり休めた方が多かったのだと実感しました。日本は長期休暇に慣れていない方がほとんどだと思うので、ちょうどよい機会だったのかもしれません。
 働き方改革が推進されているので、今後も大型連休がくる可能性があります。ストレス社会において、休暇を使ってうまくリフレッシュすることは大切なことではないでしょうか。
 これから夏に向けて、暑さによる疲れが表面化しやすくなります。体調をしっかり整え、もし、歯や口に少しでも違和感があれば、早めの受診ですっきりさせ、夏を乗り越えていきましょう。

 

 

 

 

 

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コラム201906

投稿者: タナカ歯科

2019.05.08更新

3月と4月は年度の節目ということもあり、一般歯科を中心に来院する方が多くいました。中には、歯の診察や治療が怖くて避けていたことで悪化してしまい、症状が重くなってしまった方もいました。
 永久歯は生え変わらず、虫歯を治癒することもできません。インプラントやセラミックなど技術や素材の進化で代用できることも増えましたが、やはり、理想は「高齢になってもしっかり自分の歯で食べられる」ことです。
 歯科に限らず、日本は保険で医療を受けられる環境が整っているため、できるだけ早期に診療をすれば、健康な体を保つことができるでしょう。「痛いな、怖いな」とストレスをいつまでも抱え込まず、早めに歯科医へ足を運んでいただければ、ストレスを早期に軽減させることができます。
 ストレスといえば、5月は5月病や環境の変化によりストレスや緊張が多い時期になります。「嫌だ嫌だ」とストレスを恐れてばかりいると、負のスパイラルに陥ってしまう危険性があり、心の病気になるきっかけにもなりかねません。ある程度のストレスには向き合い、受け入れ、乗り越えていくことも人生には必要です。
 難しいかもしれませんが、力を抜いて、リラックスすることを意識するなど、ストレスとうまく付き合っていくことで、充実した生活を送っていきませんか。
 新年度も始まり5月から新元号にもなります。お互い、気持ちを新たに良いスタートがきれるように頑張りましょう!

 

 

 

 

 

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コラム201905

投稿者: タナカ歯科

2019.03.26更新

 今年3月3日に東京マラソンに参加しました。倍率12倍以上の抽選から選ばれたので、しっかり目標をもって走ろうと挑みました。

結果から言うと自己ベストから1時間遅れたものの、目標にしていた「完走」を無事に達成できました。
 今回の目標を「タイム」ではなく、「完走」にした理由は、マラソン大会への参加が3年ぶりだったこともありますが、年齢に立ち向かおうとしたためです。


 本番前にマラソン距離の42kmを走ろうとしたのですが、35km地点で足が止まってしまいました。65歳を過ぎて、やはり体の衰えを感じるようになり、メンタル的にも体力的にも正直、完走さえも難しいと感じていたのです。


 そこで、当日は序盤にペースを落として走り、中盤はさらにペースを落とすことで30km地点で少し余裕が出てきて、メンタル的にも充実して走ることができました。
 ところが、終盤できつくなり、あとは自分との闘いになりました。その時、過去に聞いたある言葉を思い出しました。「苦しいことやストレスに立ち向かう時は『わくわくしよう』」。心の中で叫ぶと気持ちが落ち着いてきました。「せっかくの東京マラソンなんだ、楽しまないと損だな」と考えると、妙にポジティブな気持ちが湧き、完走することができました。
 ぜひ、みなさんも普段の生活の中でうまくいかない壁に当たったら、試してみてください。これから新年度が始まり、節目の時期になります。新しい目標をたてて楽しい人生を送りませんか。

 

 

 

 

 

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4月

投稿者: タナカ歯科

2019.03.26更新

 今年は年始早々、インフルエンザが猛威をふるっていましたが、皆さんは大丈夫だったでしょうか?

かつて、インフルエンザはシーズン中に二度かかることはないと言われていましたが、近年はA型とB型の両方にかかることも見受けられるようになりました。
 さらに、今シーズンのインフルエンザは流行が早めだったことや2種類のA型が流行していることから、一度かかっても繰り返しかかかる方もいることが特徴的です。A型だけでなく、B型にかかることも考えると、まだまだ油断はできません。


 インフルエンザや風邪が冬に流行する理由は“空気の乾燥”にあるとされています。乾燥した空気はウイルスや菌が存在しやすい環境であること、また、菌やウイルスから守る働きをしている体の粘膜の水分量が乾燥によって不足しがちになり、免疫機能の低下につながってしまうことなどが挙げられるからです。つまり、乾燥によってウイルスや菌が体にとりこまれやすくなるためです。


 乾燥は口腔内の状態も変化させます。例えば、ドライマウスになると歯周病が起こりやすくなります。また、インフルエンザや風邪で高熱が出た時に、歯が浮いて痛みが出ることもあります。
 この時期に健康な状態を維持するためには、乾燥対策が重要だということが分かります。頻繁にうがいをしたり、水分をとることで、のどや口内を潤しましょう。温かい春までもう少し。健康な体で、新年度を迎えましょう。

 

 

 

 

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3月

投稿者: タナカ歯科

2019.03.19更新

身近な話題がきっかけで、

「関心をもつ」大切さに気づく。

 

先だって女性芸能人が舌ガンであることを発表しました。それ以降、当院でも診察時に、自分や家族の口腔内の状態について質問が急増しました。身近な人のおかげで、それまで関心のなかったお口の中の病気に気を配るようになったのです。

普段は意識していなかったことが何かのきっかけで気になり始めたり、自分のつらさを明らかにしても他者を思いやることができるのは、私たち日本人のやさしさです。

 

つながりが希薄な現代社会こそ

人に寄り添う気持ちを大切に。

 

SNS隆盛の昨今、ヴァーチャルな繋がりが増えています。ネットは便利でスピーティで良い面も多いですが、その一方でリアルな人間関係が希薄になってしまうこともあります。人と人との関係は、まだまだリアルな場や五感で培われるところもたくさんあります。

歯科医療の世界もITの進化により驚くほど変わっていますが、変えてはいけないのは、「患者さんに寄り添う」という気持ち。これからも私は、患者さんの心に寄り添い続けます。

 

 

 

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3月

投稿者: タナカ歯科

2019.01.15更新

 いよいよ平成最後の年、2019年が始まります。改めて2018年を振り返ると、みなさんはどのような年でしたか。2018年を表す漢字は「災」でしたが、私個人的には、良い年だったと感じています。
 春から若手スタッフが2人加わり、とても頑張り、成長してくれたおかげで、院内の雰囲気が安定しました。他の先生にも助けられ、多くの患者さんのご希望に応えることができ、私自身も審美メニューなど新しい分野に集中して取り組むことができました。
 最近の技術進歩は目覚ましいもので、例えばインプラントであれば、術前にCTスキャンで3Dのリアルな情報を知ることができるようになったので、より正確な施術が可能になりました。30年前では難しかった症例もおおよそ、受けていただける環境になっています。
 ただ、昔は当たり前にあった大切なものが今、失われていることも多いのではと思う瞬間もあります。12月に起きた携帯電話の大規模な通信障害では、いかに携帯電話に依存しているのかがはっきり分かりました。昔はあった土の道路や田畑が今は激減し、大気汚染や環境破壊、新しい病気の発生など、新たなデメリットも増えています。
 2019年は新しい時代に残すべき「もの」「こと」「気持ち」を大切にしながら、元気で健康に過ごせる年にしたいと思います。まずは、抽選に当たった東京マラソンを楽しく完走することを目標に、公私ともに飛躍の年にしたいと思います。

 

 

 

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1月

投稿者: タナカ歯科

2019.01.07更新

60歳を過ぎ 幸せについて深く考えるようになりました 過去を振り返りあの時は楽しかった あの時は辛かった というように今ではない過去に思いをはす ならば生きているこの瞬間を 幸せを生きている時だとぼんやりと自覚することが 「幸せとは?」という答えになるのでは・・・

 

唯一無二の存在である未来の自分をいつも隣におき 対話し今を考える

芥川龍之介は35歳で「ぼんやりとした不安」という言葉を言い残しこの世を去りました

僕は64歳という現在「ぼんやりとした幸せ」という言葉に思いをはせ 生きている幸せについて深く考える今日この頃です

 

年賀状

投稿者: タナカ歯科

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