医療コラム・キャンペーン

2018.04.23更新

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12月中旬、世界最大級の市民マラソン「ホノルルマラソン」が開催されました。

私は、4月に「かすみがうらマラソン」で完走した自信を胸に、
ホノルルマラソンに参加するべく、2010年は週5日ほどの練習を行ってきました。

夏の暑さを乗り越え、10月下旬には42.5キロを完走し、
あとは本番を迎えるだけと言う状態で練習を続けていました。

ところが、ほんの少し慌てた時に転んで足を剥離骨折・・・。
足の固定に3週間、完治するまで2~3ヶ月かかると診断され、
やむなく、参加をキャンセルしました。

この体験を通して、油断は大敵だということ、骨は思った以上にもろいこと、慌てると良いことはないということを実感。

そこで、歯も痛みが無いからと放っておくと、いつの間にか虫歯や歯周病になること、
歯も骨と似た性質を持つので、高齢になると歯も もろくなること、
慌てて治療しても他の歯と合わなかったり正しく噛むことができなかったり、
結局、治療し直すことになるなど、歯との共通点を考えました。

やはり、健康への近道はそう簡単に見つからないものです。
毎日の食事や運動、毎食後の歯磨き、定期検診、日々の行いが健康へと結びつけるのです。

投稿者: タナカ歯科

2018.04.23更新

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昔は、歯への詰め物・被せ物といえば「金」が最高の材料でした。
これは整体親和性が高いため、要するに人体へは無害だったためです。

金を使うことがステータスにもなって、前歯にわざわざ金歯を入れることが流行していた時期もありました。
当時は金は柔らかく歯と同じように減ることが自然で良いと言われる説でした。
しかしその後、噛み合わせは変わらない方が顎の関節に良いという説が主流になり、金よりも硬い白金加金やいわゆる銀歯といわれる金バラ合金がでて、今一般的に使用されています。

しかし、金や銀は見た目が気になります。
そこで自然の歯に近いメタルボンドが使用され始めるのです。セラミックトリートメントの走りですね。
見た目はセラミックなのですが、中は金属でできています。
そのためか、金属アレルギーを起こす方もいて、接触している部分の歯茎が黒くなってしまう可能性があります。

そして現在、金属アレルギーのリスクを解消するオールセラミックが登場。
歯の透明度、耐久性に優れており、とても歯に近い材質なのですが、保険が適用されません。
ただ、メーカーの開発によっては、より安全に、より安価に使用できる詰め物・被せ物も開発されてきています。

気になる方は、歯科医に相談してみてください。自分が納得いく治療を進めていきましょう。

投稿者: タナカ歯科

2018.04.23更新

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舌、舌と歯茎の間、歯肉、上あごなど、口の中にできるがんを口腔がん、
鼻の奥からのどの辺りまでのがんを咽頭がんと言います。

1987年には約2000人だった口腔・咽頭がんの死亡者が
2007年には約6400人にもなってしまいました。
他の部位から比べると、患者数の多いがんではありませんが、
急増しているところに不安があります。

海外では国をあげて口腔・咽頭がんの減少に力を入れています。
そのため、死亡者数は減ってきているという実績があります。

また、問題はステージⅠ(初期)で発見できれば生存率は90%なのですが、
実際の患者さんの半数はステージIIIと、進行した状態で発見される場合が多いこと。
早期発見とがん予防の活動がカギになります。

なじみが薄いがんのため、発見が遅れがちですが、カリフラワー状の突起物、 2週間以上治らない口内炎、
その他、何か口の中に違和感がある時は歯科、口腔外科の専門医を受診しましょう。
好発年齢である60歳代~70歳代の方は特に注意すると良いでしょう。
日頃から口の中を気にとめることで、いざというときの早期発見につながります。

投稿者: タナカ歯科

2018.04.23更新

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1歳半検診でお子さんの口の中を見て発見してことがあります。
まだ離乳食の途中であるはずの赤ちゃんに歯肉炎の子が多かったことです。
昔からこんなに多くある疾患ではないはず。
なぜだろうと考えた時、ふと、ある仮説にたどり着きました。

乳児たちの両親の多くは20代から30代。
すでに子供の頃から、柔らかい食べ物で育ってきた世代であることです。
ひょっとして、これまでの生活の中で親がしてきた習慣や選択がDNAを通じて子孫に反映しているのではないか。
世代交代するごとに、虫歯や歯並び、歯周病など、
口の中の環境は受け継がれているのではないか、と考えたのです。

食事の欧米化が進んできたことで、スタイルが良くなり、頭が小さく生まれてくる、見た目の良さはあります。
しかし、あごが小さくなって歯並びは悪く、歯周病が増えていくことに心配がされています。

実際、子どもに限らず今は虫歯によるトラブルは減ったものの、歯肉炎や歯周病に悩まされる人が多くなっています。

子どもの口の健康を守るのは親の役目。小さな頃から硬いものを食べさせて、歯茎にもブラシを当てる。
さらなるDNAが受け継がれて行くことを考え、口の中を過保護にしないよう、鍛えていくことでトラブルを防いでいきましょう。

投稿者: タナカ歯科

2018.04.23更新

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今年は例年以上に猛暑日が多いと感じますが、
毎年、同じことを考えているような気がします。
私の子供の頃は「猛暑」といってもせいぜい32度前後でした。

ところが、近年は35度以上になる日が当たり前です。
気温が高くなったことで、熱中症患者さんが増えたり、
集中豪雨による事故で死傷者が増えたりするなど、
ずいぶんと日本の環境も変化してきました。

私たちの体も環境によって変化しています。
例えば、最近はあごが小さくなっていることや、歯周病の低年齢化が目立ちます。
この背景には食生活の変化が一つ考えられるのではないでしょうか。

低たんぱくで高カロリーの柔らかい食材、砂糖の多いお菓子などが増えています。
メタボリックシンドロームや生活習慣病の低年齢化に伴い、歯にも影響が及んでいるようです。

地球環境は異変に気がつきはじめ、みんなが努力を始めました。
最も身近な自分の身の変化はどうでしょうか。
昔の生活に戻す、とは言いませんが、昔ながらの食生活を忘れないことは歯の健康はもちろん、
体全体の健康にもつながります。
虫歯になりやすい人、歯周病になりやすい人、歯並びが気になる人、歯にもいろいろなタイプがあります。
まず、歯の健康のためにどんなことをすれば良いか、チェックしてみませんか。

 

投稿者: タナカ歯科

2018.04.23更新

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FIFAワールドカップが幕を閉じ、日本チームが大健闘してくれました。
日本がベスト16に入った要因は、チームの結束力にあったのではないでしょうか。
サッカーがチームプレーであることを私たちに証明してくれたのです。

興奮冷めやらぬうちに、夏休みへ突入しますが、
子どもたちは規則正しい生活をしているでしょうか。
だらだら食べはしていませんか。おやつばかり食べていませんか。
家族との接触が多くなる夏休みは、子どもたちに
正しい歯の習慣を身につけてもらう良いきっかけになります。

大人たちも子どもたちに正しい生活習慣を教える手前、自分の生活を見直さなければなりません。
お盆でおじいさん、おばあさんに会う方もいるでしょう。
お年寄りの知恵袋を借りて、健康に役立てることもできます。

家族は最小でありながらもっとも身近な存在の者同士で固められたチーム。
“成功”はチームの連帯感、団結力、チームワークで得られます。
「歯の健康」をテーマに、子どもからお年寄りまでコミュニケーションをとりながら、
規則正しい食事、睡眠をとり、しっかり噛んで食べることの大切さや正しいブラッシング法を身につけましょう。

 

投稿者: タナカ歯科

2018.04.23更新

「第20回かすみがうらマラソン」出場、当日の話です。
練習では完走することができないまま(途中で歩いての完走は3回記録)
本番を迎えたわけですが、体調面ではこの日に向けてしっかり準備してきて、
スタートをきりました。

途中、20キロ地点で右足の小指が靴ずれで痛み始め、
持病の右股関節も弱いということから、どうしようという強いストレスがよぎりました。
歯を食いしばろうとも思いましたが、職業柄、くいしばりは歯に良くないと思ったので、
下唇を噛みながらのマラソンになりました。

村上春樹氏は著書で「マラソンは自分を限界を超えた頃からが最高に気持ちがいい、それがたまらない」と書いています。
これに共感しました。
特に最後の500メートルは全速力で走り、見事、完走させることができました。

自分としては良くできた、有森裕子さんの言葉を借りるなら「自分を誉めてあげたい」です。
(なんと、有森さんは、帰りに駅のプラットホームで偶然隣に居合わせました。)

おこがましいがこれを偉業とするなら多くの人に感謝したいと感じました。
何かを達成させるためには、自分の力だけでは無理なのです。
健康に関しても同じ。
自分で調整をとりながら、食事を作ってくれる人、体を診てくれる人、アドバイスをくれる人。
いろいろな人がいてこそ、自分が元気でいられるのだと実感しました。

投稿者: タナカ歯科

2018.04.23更新

4月18日、「第20回かすみがうらマラソン」に出場しました。
フルマラソンでの出場です。
私は高校生のとき陸上部に所属しており、5千メートルの選手だったこともあるのですが、
この出場に至るまでには、たくさんの思いと、
道のりがありました。

昨年、写真の個展を開き、芸術面での夢が叶ったため、今度は自分の肉体を使い、
運動面で何か目標を持って挑戦したい気持ちになったのです。
高校生の時の初めての5千メートルの大会で、最終1周をカウントし忘れ、
また戻って1周を走り直したという恥ずかしい経験をしたので、その汚名返上をしたい気持ちもあるのですが(笑)。
東京マラソンにはエントリーするも抽選で落選し、フルマラソン参加はできなかったのです。
そして、かすみがうらマラソンで待望の出場となったわけです。

それまでフルマラソン出場を目標に調整をしてきました。
練習はもちろん、体調を整えるため、体力をつけるために、健康面も管理してきました。
基本的なことですが、規則正しい生活や食事の大切さが、夢を叶えるための方法だということを改めて実感しました。
これは、どんな夢にも同じことが言えると思います。

さて、練習では3回ほど42.195kmに挑戦するも、最後の5キロで歩いたり、止まったりすることもあり、一度も完走できませんでした。
不安なまま開催日を迎えることとなったのですが・・・。(つづく)

投稿者: タナカ歯科

2018.04.23更新

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新入社員、新入生のみなさん、新しい生活には慣れましたか?
引っ越しなどをされた方はご近所のお付き合いも徐々に始められていると思います。

初対面の人と会うとき、第一印象でその人のイメージの大半(9割りという報告も)を
決めてしまうことはご存知でしょうか。
顔の中では口元で7割の印象が決まってしまうと考えられています。
こうなると口元の表情は人間にとって最も大切な部分だということが分かります。

幸せな話をしていても、顔の表情が暗ければ、幸せな話には聞こえません。
印象一つで、会話の楽しさも決まってしまいます。

そこで、新しい季節に、歯科の健康の基本をおさらいしておきませんか。
ブラッシングは上手にできていますか。虫歯は治っていますか。口臭、歯茎、歯の色のチェックをしてみるのも良いでしょう。
海外では、口元の美しさがエチケットであると考えられています。

歯科医院では治療や審美ばかりではなく、歯の健康チェックもしています。
新年度になり、職場や学校では健康診断を実施されていることでしょう。
同じくフレッシュな気持ちを胸に、歯科健診もしてみませんか。定期的な歯のチェックで、美しく、印象の良い人柄を目指しましょう。

投稿者: タナカ歯科

2018.04.23更新

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先日「NYU(ニューヨーク大学)歯学部サティフィケートコース2010」に出席してきました。
世界中の歯科医が集結し、今回のトピックスは、ここ数年話題になっている「即時埋入即時荷重」と骨の少ない場合の「骨造成テクニック」についての最新情報です。

一般的なインプラントの埋め込みには、仮歯を入れるまで最低でも3ヵ月待たなければいけません。しかし強い力で固定が得られる場合は「即時埋入即時荷重」が可能でその場で仮歯を入れて噛めるようになるという方法です。欧米人と日本人では骨格が異なるので、日本でこの方法が適用できるかどうかはまだ議論が分かれるところですが、とても有効的な講座でした。

ところで、ニューヨークを歩いていると、とてもスマイルが美しい方が多いように感じます。
金歯や入れ歯の針金が見える人はおらず、ホワイトニング・セラミック・インプラントそしてノンクラスプデンチャーが普及しているためと思われます。欧米では美意識を超え、歯の美しさがマナーの領域にまで入ってきていると聞きました。

歯がきれいであることはしっかり食べ物を噛めること、自信を持って笑えることなど、生活の質(QOL)を高められる要素を持っています。日本でも徐々に、審美への考え方が変化してきているようです。男性も女性も、もっと美しい歯の方が増えていくと、周囲も気持ちが良いものです。

投稿者: タナカ歯科

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